マイルやポイントを貯めるよりも、お得な方法
こんにちは、初心者パパです。
お金を上手に貯めていったり、使っていったりする方法の1つに、マイルやポイントを貯める方法があります。
私は、JALマイルを貯めています。
マイルやポイントって、お金と同じように使えるんでお得ですが、大体200円につき1ポイント、よくて100円につき1ポイントという還元率であることが多いと思います。さらにお得に貯められる方法もたくさんありますが、いろいろな手間やしがらみがあって面倒があり、合わないと感じる人もいるでしょう。そこで、そういう手間がいらない、買い物だけで通常の還元率よりもお得に貯められる方法をご紹介したいと思います。
ズバリ、結論
最初に結論からお話ししますと、イオン〈8267〉の株主になって、株主優待の1つである「株主さまご優待カード(オーナーズカード)」を利用して買い物をすることです。
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、簡単に株主優待とはなんぞやというのを説明しておきますね。
株主優待とは、ある企業の株式を購入した株主に対するいわば特典です。株式を購入するというと、なにやら大変そうなイメージがありますが、証券会社に口座を開設して、取引を行えば取得することができます。
イオンの株主優待制度について
イオンの株主優待制度については、公式HPで説明されています。
いろいろな特典があるのですが、オーナーズカードについての説明を抜粋します。
イオンオーナーズカードは、イオン株式会社の株式を100株以上お持ちの株主さまに発行している株主ご優待カードです。
お買物の際に、オーナーズカードをご提示いただき、現金又はWAON(イオンの電子マネー)、イオンマークのカードでのクレジット払い、イオン商品券、イオンギフトカードでお支払いください。
持株数に応じて、お買上げ金額合計に下記の返金率を乗じた金額を半年ごとに返金します。但し、専門店など一部の会社・店舗では現金払いのみ特典適用になります。
※新規でご登録の株主さまの場合は、オーナーズカードが届きましてからのご利用になりますので、利用可能期間は、上記期間より短くなります。カードご利用までの手続き、ながれに関しましては下記の「▼ご案内から株主優待ご利用まで」でご確認下さい。
- 100株ご所有のAさん→100万円×3%=3万円
- 500株ご所有のBさん→100万円×4%=4万円
- 1,000株ご所有のCさん→100万円×5%=5万円
- 3,000株ご所有のDさん→100万円×7%=7万円
- イオン、マックスバリュ、イオンスーパーセンターなどの店舗では「お客さま感謝デー(毎月20日・30日)での5%割引特典」に加えて、上記キャッシュバック特典が受けられます。
- オーナーズカードをご提示のうえ、現金、WAON、イオンマークのカードでのクレジット払いなどお客さま感謝デーの特典適用となる支払方法でお支払ください。
※イオンカード・WAONPOINTカード等の併用時における「お客さま感謝デー5%割引特典」は、同時に受けられません。
まとめると、
①株数に応じて、3~7%のキャッシュバックが半年に1回行われる。
②お客様感謝デーなどの割引とも併用できる。
ということです。
還元率を検証してみた
ではでは、オーナーズカードを使うと使わないとでどのくらいお得になるか検証してみましょう。
①JALカードショッピングマイル・プレミアムに入会したJALカードで買い物した場合
JALカードは、通常200円で1マイル貯まりますが、JALカードショッピングマイル・プレミアムに入会すると、100円につき1マイル貯まります。
JALカードショッピングマイル・プレミアム(カードの機能) - JALカード
この場合、1万円の買い物をすると、100マイル貯まります。1マイル=1円とすると、100円のお得ですね。
②イオンのオーナーズカードで買い物した場合
オーナーズカードは、会計時に提示するだけで、キャッシュバックの対象になります。仮に100株の株を購入した場合、還元率は3%ですので、1万円の買い物をしたら、300円がキャッシュバックされます。
この時点で、すでに①の場合よりも3倍の還元率ですが、オーナーズカードはWAONカードとの併用が可能です。つまりキャッシュバックとともに、WAONポイントが貯まります。通常200円で1ポイント貯まりますので、50ポイントですね。1ポイント=1円とすると、さらに50円お得になります。
さらに、毎月20日、30日のお客様感謝デーの5%OFFとの併用も可能です。
お客様感謝デーでオーナーズカードを提示し、WAONカードを利用すると、
まず、10000円のお買い物が5%OFFになるので、9500円の支払いになります。この時点で、500円のお得です。
そして、その9500円の3%分、つまり285円が後でキャッシュバックされます。
また、WAONポイントが47ポイント貯まりますので、47円の得です。
全部合わせると、500+285+47=832円のお得になります。
いかがでしょうか。ただ、提示するだけでも3倍の還元率ですが、少し工夫しただけで、8倍近くの還元率になります。
なお、他社のクレジットカードの併用はできませんが、イオンのクレジットカード支払いであれば併用が可能ですので、その場合、さらに還元率は上がります。
その他のメリット
さて、還元率がよいという以外のメリットをまとめてみます。
①還元分がキャッシュバックされること
ポイントでなく、現金で還元分がもらえるというのがいいですね。ポイントだと、使い道が限られてしまいます。特定のお店でしか使えなかったり、他のポイントに交換するにしても、最低限のポイント数が必要だったりしますよね。
当然といえば当然ですが、現金だと、そういった制限なく、必要なことに利用することができます。
②イオンシネマ割引など、他の特典も利用できること
オーナーズカードがあれば、キャッシュバック以外の特典も得られます。個人的におすすめなのが、イオンシネマの割引ですね。提示することで、1000円で映画を観ることができます。さらに、ジュースかポップコーンのいずれかを無料でもらえます。
また、お菓子やジュースを無料でもらえて、休憩できるイオンラウンジも利用できますが、どこも人がいっぱいみたいなので、まだ使用したことがありません。
③配当金を得られること
他の多くの株同様、イオンも配当金を得られます。現在、1株約30円の配当金を得られますので、100株購入していたら、年間3000円を得ることができます。
なお、株価が上昇した後に株を売れば、値上がり益を得ることができます。ただし、その場合、株主優待制度は全て利用できなくなります。
デメリット
①株購入時にまとまったお金が必要なこと
イオンは、2018年5月20日現在、1株あたり2169円で取引されてます。前述のとおり、株主優待の特典を得られるためには、最低でも100株保有することが必要ですので、現時点では216900円必要ということになります。
イオンは、業績がよくて、大分株価が上がりましたよね。すなわち、まとまった金額がより多く必要だということです。
②株式売買にあたっての留意事項があてはまること
あくまで株式を購入する以上、株価が下落する可能性がありますし、業績が低迷すれば、株主優待制度が廃止されるということもないとも限りません。現在の業績を見る限り、そこまで心配する必要はないと思いますが、そのへんのリスクは自己責任になります。
③半年に1回のキャッシュバックであること
その都度のキャッシュバックではないので、すぐにメリットを感じたいという人は向かないかもしれませんね。
④イオン系列のスーパーでしか使えないこと
イオンの株主優待なので、イオン系列のスーパーでないと使えないです。詳しくは、取り扱い店舗を確認してください。
近くにイオンがあれば、とてもお得ですが、ないのであればあまり役にたたないかもしれません。
まとめ
以上、ただ買い物するだけで、通常のポイントやマイルを貯めるよりも、お得な方法をご紹介しました。
イオンの株主優待を利用するという方法ですので、株式売買についての勉強をした上で、お得に生活してください。
ちなみに、この前私が受けたキャッシュバックです↓
半年で普通に生活して1700ポイント貯めるの難しいですよね。
普段の買い物はもちろん、コンビニでのちょっとした買い物も、イオンでオーナーズカードを利用するとお得になりますよ。
参考にしてみてください。
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マイルとの付き合いについて考えてみました。
最後までご覧いただきありがとうございました!