初心者パパのブログ~家計管理と資産運用、そして子育てと~

しがない公務員で、初心者パパの奮闘記です。子どものために家計管理や資産運用について考えています。子育ても頑張ります!

保険の見直し

こんにちは。初心者パパです。

今日は保険の見直しについて綴りたいと思います。

いろいろ、家計について振り返った結果、保険の支払いがかなり圧迫していることに気づきました。というのも、うちの継母が保険の外交員的なお仕事をしておりまして、すごい勧められるんですよね。それで、ほいほい契約してたら、すごい支払いになってました。

これから、見直しの際にいろいろ考えたことを綴りたいと思います。

以前に契約していた保険たち

まずは、見直す前に、どのような保険を契約していたか列挙したいと思います。
 

  • 養老保険(満期400万円) 保険料/年15万円
  • 終身保険(死亡保障500万円) 保険料/年9万円
  • 金保険(100万円×10年) 保険料/年24万円

怖いですね。保険料が年50万円を超えてます。月に換算すると約4万円の支払いです。しかも、嫁と2人暮らしですが、嫁の分はなしで、自分の分だけです。ボーナスがほぼなくなってしまいますね。

こんなに保険にかける必要があるのか。ちょっと勉強してみることにしました。

保険には大まかに分けて3つの種類しかない

そこで参考にしたのがこの本です。

いろいろな保険会社の実情が書いてあり、とても興味深いのですが、一番参考になったのが、保険の性質です。岩瀬によれば、様々な保険は以下の3つの種類の組み合わせでしかないとのことです。

  • 死亡保障
  • 貯蓄
  • 医療保障

すいません。うろ覚えですが、たしかこれでよかったはず(苦笑)これをもとにすると、契約していた保険たちは以下のように見ることができます。

  • 養老保険=死亡保障+貯蓄(やや貯蓄の色合いが強い)
  • 終身保険=死亡保障+貯蓄(やや死亡保障の色合いが強い)

こう見ると、だいぶ重複した性質の保険を契約していたことが分かりますね。保険独自の特徴ともいってもいい死亡保障は、なにかで残しておく必要があるのでしょうが、他の2つ(貯蓄と医療保障)はどこまで残しておくべきなのでしょうか。

保険による貯蓄は、あまりうまみがない

貯蓄を目的にするなら、ただそこに金を置いておくだけではなく、利子などの利益を得たいものです。保険も満期時にこれくらいもらえるとよくうたっていますが、実際それってどれほどのものなのでしょう??

それを理解するための指標として利回り率が挙げられます。
利回り率についてはこちら↓
利率と利回り | 日本証券業協会

利回り率は以下のように求められます。

年平均利回り(%)=(満期時の利息合計 / 元本)/ 預入年数 X 100

となると、例えば私の入っていた養老保険は支払期間が25年なので計算してみると

年平均利回り=(400-15×25/375)/25×100
      ≒0.26%

となります。

これはとても低い。勉強して、株や投資信託をすれば、年1%以上の利回りで運用していくことは可能でしょう。その意味で、保険による貯蓄はうまみがないといえます。また、満期にならないと、十分な返戻金が下りないのも難点です。これでは、突然まとまったお金が必要なときなどに使い勝手がよくないです。ですので、結論としては、保険で貯蓄をメインに行うというのはやめることにしました。

医療保障は公的な保障でおおむねカバーできる

次に医療保障が必要かという問題については、保険の性格を考慮するとよいと思います。そもそも保険というのは、自己の財産や公的な保障によって、損失をまかなえないときに、補填しようとするものです。とすれば、自己の財産や公的な保障によって、損失が補えるのであれば、そもそも保険は必要ないということができます。

家族にもしものことがあった場合の医療費を想定して家計を管理することもできますし、公的な保障としては高額医療費制度が挙げられます。高額医療費制度については詳細は以下のとおりです。
医療費が高額になりそうなとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会
もちろん、今後、高額医療費制度が改悪される可能性もありますし、一概にどうといえませんが、私としては、もしものときの貯蓄を確保しつつ、公的な保障によって補填が可能なのではないかと思い、解約することにしました。

結論

以上のような検討の結果、養老保険終身保険医療保険は解約することにしました。そして、死亡保障については、掛け捨ての定期生命保険に変更しました。つまり、最終的には以下の2つになりました。

  • 定期生命保険(死亡保障1500万円)/保険料年3万円
  • 金保険(100万円×10年) 保険料/年24万円

金保険が残っているのは、保険を勧める相手が身内である以上、なかなか全てを断ることができなかったことや、養老保険終身保険と違って、利回り率がやや良いところから判断しました。

十分とはいえませんが、だいぶ支出状況は改善できたと思います。今後も家族の変化によって、考えなければいけないことですので、気を引き締めていきたいです。

ここまでお読みいただきありがとうございました!ではではまた今度!!